ナッハゾンマー

今週に入って、稽古場がさらに妙な感じになってきているような。とりあえず静かすぎる。誰もほとんど口をきかない。演出も。「次、じゃあ二場」「ん」みたいなやりとりしかない。修道院かよ。一人で軽口をたたいても気まずいだけなので、こちらもつい黙りがちになる。

特に雲雀氏がひどい。なんか目の焦点が合っていないことが多いし、台詞の途中で急に黙り込んだりする。それで別に動揺するふうでもなく、じーっとこちらを見返してくる。??? 変顔でもして見せたらいいんでしょうか…。でも休憩時間にきのこの山を差し出してみたら、ありがとうございますと言って1つ食べた。

作品は完成に近づいているのか、遠ざかっているのか、よく分からない。どうなれば完成なのかももはや謎だ。クレオンは別にクレオンらしくなくてもクレオンだし、雲雀氏がアンティゴネーならそれはアンティゴネーなのかもしれない。うーん、なに言ってんだ。煮詰まってるのか?

来週の今頃はもう福島にいるはずなんだけど、まるで実感が湧かない。ほんとに行くのかしら。やっぱり東京より涼しいのかね。風邪を引かなければいいが。